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介護事業所の起業

介護事業所の携帯は3種類

これから起業するなら、介護事業所はおすすめです。
介護事業所には大きく分けて3つの種類があり、まずは「デイサービス」が挙げられます。

デイサービスとは「介護が必要な方が施設に通ってきて、スタッフは必要な介護を提供する」というサービスです。
この場合、利用者が事業所へ通ってくれるため、マンションの1室など小規模からでも開業が可能です。
また、デイサービスの場合は自分だけでも始めやすいため、敷居の低い事業といえます。

次に「訪問介護」が挙げられます。
こちらは「介護サービスを提供するスタッフが、介護が必要な方の自宅を訪問してサービスを提供する」という形態です。

この場合も事業所が小規模でも良く、スタッフは介護に必要なものを用意して自宅を訪問すれば良いことになります。
1人でも開業は可能ですが、どうしても移動時間が多くなるため、効率よく売り上げを上げるためには工夫が必要です。

最後に「小規模多機能型」という形態もあります。
こちらはさまざまな介護サービスを提供する施設です。
最初に準備が必要なため、先の2つよりは開業のハードルが高くなります。

これから介護事業を始める場合、この3つの中からどれが自分にベストなのかを考えてみてください。
自分に合わない形態で事業を始めても、途中で上手くいかなくなることが多いです。
自分の強みと弱みを把握して、適正を踏まえた上で決定すると良いでしょう。

行政から支援を受けやすいのもメリット

介護事業を始める場合、行政からの支援を受けやすいのもメリットです。
現在は高齢化が非常に進んでおり、今後もこの流れはさらに加速すると考えられます。
そのため国も介護事業を始める人を積極的に支援しており、資金の提供なども行っています。

自分で十分な資金を用意できない場合、こうした国の制度を頼るのも良いでしょう。
支援の申請には準備が必要ですが、きちんと書類等を用意すればお金を融資してもらえることが多いです。
また、国から支援を受ける場合、利子があまり高くないのも大きなメリットです。
利子が高くつくと返済が非常に大変ですが、行政からの支援は金銭的な負担が軽くなるように配慮されています。

初心者でも参入しやすいのも大きな特徴

介護業界は初心者でも参入しやすいのも大きな特徴です。
その理由として、「行政が管轄している事業のため」ということが挙げられます。
一般の業界ではこうした行政による管轄はありませんが、介護事業は非常に重要な分野のため、国が大きく関わっています。
介護業界は大変という話も聞きますが、きちんと準備をすればビジネスとして成立させることができます。
興味が湧いたら、ぜひ検討してみてください。