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ゴミ回収業者

ゴミ回収業者の仕事内容とは

ゴミ回収業者の仕事は、大きく分けると、ごみ集積所を回りながらゴミを収集して収集車に積むこと、そして積んだゴミを清掃工場などの処分場まで搬入するという2つの職務に分類できます。
ゴミ集積所を回ってゴミを回収する作業では、ごみの中に分別されていないものが入っていないかを確認しなければいけません。
例えば可燃ごみの中にスプレー缶やライターなどが入っていると、火災のリスクが高くなってしまいます。
また資源ごみの日にペットボトルや缶、瓶などが混じっている場合には、見つけて取り除く作業が必要です。

このゴミ回収作業は、エリアによってどのぐらいの集積所を回るかは異なりますが、1日に200ヶ所以上回るというケースは少なくありません。
回収したごみは、ごみ収集車に乗せると回転盤がゴミを中に巻き込んだ上でプレスし、体積を小さくしてくれます。

しかしそれでも、1時間から2時間程度で荷台はいっぱいになってしまいます。
その際には、一度清掃工場へゴミを搬入しに行かなければいけません。
そして元の回収所へ戻って集積作業を続けます。

ゴミ回収業者の作業は、一日の作業を行う前に車両の安全点検を行うことも大切な職務です。
回転盤が正常に作動するかどうかという点を始め、ブレーキランプの点灯確認や、タイヤやオイルなどの確認をした上で収集業務を始めます。
また収集が終わったら、車両の洗車も行わなければいけません。
ゴミ収集車はどうしてもニオイがひどく付着しやすいため、衛生面と劣化防止の点から毎日洗車を行います。

ゴミ回収業者は大変な仕事

ゴミ回収業者のお仕事は、体力を求められる大変なお仕事です。
年末年始やゴールデンウィークなどの連休期間になると、普段よりもゴミの量が多くなるため作業量も増えます。
ゴミの量が多いからと言って手を抜くことはできませんから、ゴミ回収日にはいつもよりハードな量のゴミを全て回収しなければいけません。
そのため、こうした時期には普段よりも仕事はハードになってしまいます。

また、ゴミが放つ強烈なにおいと格闘しながら働かなければいけないという点も、ゴミ回収業者が大変な仕事と言える要員の一つです。
特に気温が高くなる季節においては、生ごみの腐敗臭が強くなってしまい、慣れない人だとニオイだけで気分が悪くなるかもしれません。
その点において、メンタル面でも強くなければ務まらない大変なお仕事だと言えます。

ゴミ回収業者のやりがいとは

ゴミ回収業者のお仕事は、やりがいを感じることができます。
社会貢献度が高い仕事ですし、地域の住民の生活を守り、街をきれいにするという使命を持って働くため感謝されるお仕事でもあります。
また、一日の職務を終えると大きな達成感や充実感を得ることもできるでしょう。