ネズミや害虫などの駆除作業をする
害虫駆除の仕事内容は、シロアリなどの害虫やネズミなどの駆除作業です。
特に一戸建ての家などは、年月が経つと害虫が発生しやすくなります。
この状態をそのまま放置すると、害虫によって自宅が損傷してしまう可能性があります。
シロアリは小さな虫ですが、時間をかけてゆっくりと建物にダメージを与えるため、厄介なものなのです。
害虫駆除の仕事では、専用の薬剤や器具などを使い、こうした生き物を除去します。
建物の状態を守る重要な仕事と言えるのが害虫駆除作業なのです。
駆除作業が上手くいかないと大変
害虫駆除の作業はこれまでにノウハウが蓄積されているため、多くの場合はスムーズに進みます。
決められた方法や手順に沿って作業を進め、依頼があった家や建物の害虫を駆除します。
ただ、場合によっては被害が大きく、作業をしてもあまり効果が見られないこともあります。
こうしたときはより入念に駆除を行うことになり、大変に感じることがあります。
また、作業は屋外で行うこともあり、夏場に作業するときは体力を大きく消耗することもあります。
特に真夏の8月の時期は非常に暑く、1時間や2時間の作業をするだけでもかなり疲れます。
何もしなくても暑い上に、体を動かしているとさらに熱中症の危険性が上がるため、水分補給にも気をつける必要があります。
体内の水分は気付かないうちに飛んでいってしまっていることもあり、こまめに補給することがとても大切です。
また、単に水を飲むだけでなく、合わせて少し塩分も補給すると、体から失われた成分を取り戻せますから熱中症対策には有効です。
最近は空調服や冷感グッズなど、暑さ対策の商品がたくさん売っています。
これらを活用して作業をすることになります。
空調服などは会社から支給されることもありますが、細かなものは自分で購入が必要な場合もあります。
ただ、すごく高いものはそれほどないため、3000円もあれば用意できることは多いです。
害虫をしっかり駆除できたときは、やりがいを感じられる
害虫駆除は単なる作業に思えるかもしれませんが、仕事をする中でのやりがいもあります。
それは、「上手く害虫を除去できたとき」です。
建物によってはかなり被害が進んでいることもあります。
こうした状態から作業をして綺麗にすることができると、「自分が害虫を駆逐した」という達成感を得ることができます。
こうした喜びがあるため、次の作業も頑張ろうと思えることは多いです。
より被害の大きな現場も対応できるようになると、一人前の職人として必要な人材になることができるでしょう。
この域まで達するには、ある程度の経験が必要です。
しかし目標をもって頑張ることで、スキルは確実に高まっていくでしょう。