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新3Kとは

新3Kとは

これまで3Kといえば、汚い、きつい、危険のことを表していました。
しかし、現代では新しい3Kとして、新3Kという言葉が使われるようになっています。
それは、きつい、帰れない、厳しいや、きつい、給料が安い、帰れないなど、いくつかのバリエーションが存在しています。

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主にIT業界において、新3Kという表現が使われることが多いです。
IT業界はこの20年近くで急速に発展してきた分野なのですが、それに伴って労働環境の悪さが話題となることが多いです。
かつての3Kよりもきつい環境の職場が存在しており、苦しい状況で働いている人がいます。

新3Kの仕事とは

これまで3Kと考えられてきた職場は主に肉体労働を中心とした仕事であり、そのため3Kと称されるような労働環境の悪さが問題となってきました。
肉体労働は心身に大きなストレスを与えるため、労働環境の悪い職場が多くなってしまいます。

一方、新3Kの場合は肉体労働ではなくて、基本的にホワイトカラーの職業のことを指しています。
休日がなくて、残業だらけであり、給料が安かったり、精神的にきつい状況に追い込まれるケースが多いのです。
これまで3Kとして考えられてきた職場は労働環境の悪さが問題となったことから、徐々に改善されつつあります。

しかし、新3Kの職場については、未だにその問題がきちんと認識されていなかったり、環境を改善しようとする動きがなかったりします。
特に不況の時代になると、無理やり社員を働かせようとする会社が増えてしまうため、ますます新3Kの職場が誕生してしまうのです。

身近なところにも新3Kの職業は存在しており、従来楽な仕事と考えられていたものの中にも実はとても労働環境が厳しい状況にあるケースが多いです。
過酷な労働環境で働き続けると、心身に悪い影響を与えてしまい、最終的には過労死に至る危険性があります。
近年になって、やっとその問題性が認識されるようになりました。

自分の働いている職場や職業が新3Kのような状態になっていないのかきちんと認識することは大切です。
当たり前だと思っていても、実はとても悪い労働環境の中で働いているというケースがあります。
自分の健康を守るためにも労働環境について関心を持つことは大切です。