警備員業界の実情

人手不足が深刻になりつつある警備員業界

警備員は求人情報も多く、比較的気軽にできる仕事であるため、多くの人が仕事をしてみようかと考えることがある仕事です。
しかし、業界全体で見ると、警備員のなり手はニーズに比べると少なく、場所によっては人手不足が深刻化しつつあります。
その理由はいろいろありますが、一つには体力的にきつい仕事であるということです。

警備員の仕事は一見すると、特に重い荷物を運ぶわけでもないので楽そうに見えますが、実のところ健康被害が出やすい仕事でもあります。
一日中立ちっぱなしということが多いので、足腰に負担がかかってしまうからです。
常に緊張感のある仕事を強いられるため、少しだけ休憩して体を休めるというのも難しく、疲れがたまりやすいというのも警備員の仕事を難しくしている理由です。

きつい労働シフトが習慣になっている警備員業界

こうした体力的に厳しいという理由の他に、労働シフトがきついというのも警備員業界の問題となっています。
仕事がきついため人が集まらず、結果として少人数のスタッフに仕事が集中して長時間残業が当たり前になり、さらにそれを嫌がり人が少なくなるという悪循環が続いてしまっているのです。

そのため、警備員として仕事をするにあたっては、こうした厳しさをある程度理解しておいた方が良いでしょう。
特に外での警備の場合は、天候にも大きく左右され、暑さ寒さ、雨や風などの影響を大きく受けるということも知っておくべきです。
道路工事の現場などではこうした天候による仕事の大変さも加わるので、どうしても人手が足りなくなりがちできついシフトが適用されてしまうことにもなります。

警備員として働くことのメリットとは?

このように、警備員の仕事は厳しさが強い面もありますが、メリットもいろいろあります。
たとえば、常にどこでもたくさんの求人が出ているため、気軽に仕事を得られるというものです。
勤務先などを上手に選べば、短時間でも給料がしっかりと入る仕事もありますので、効率よくお金を稼げるというメリットはうれしいものです。

また、あまり人に関わることがないので、決められた仕事を黙々としたいという人には向いているでしょう。
基本的に警備の仕事の多くは複雑な業務ではないので、ある程度のルールを覚えれば誰にでもできますし、ルーティンワークのように続けていきます。
確かに体力的な大変さもありますが、体が慣れてくれば問題なくできますので、長く続けられると考える人も多くいます。

こうしたことから、定年退職した人が警備員のアルバイトをすることも多く、気軽にできるのがメリットとなっています。
メリットとデメリットの両方を見ながら、自分に合った仕事かどうかを考えるようにしましょう。