介護保険外事業者

利用者の希望に応える

介護保険外事業者とは、介護保険で認定はされていないサービスを行う人を指します。
現状ある介護保険の中では、本当に障害者にとって必要と言える事が対応しきれない場合も少なくありません。
そんな利用者の希望に添える形で生まれたのが、介護保険外事業です。

介護保険内のサービスであれば、費用などはあまりかからないため、利用者の負担は少ないとされています。
しかし、さまざまなお願いを提示しても断られてしまうようでは、本当に快適な生活が出来るとは言いがたいのが現実です。
そんな現状を打破するために、介護保険とは異なる形でサービス提供を行っています。

具体的な仕事内容

介護保険外事業者が行うサービスとしては、主に家事・炊事・洗濯など、日常生活で必要とされるものばかりです。
体が不自由になってしまい、満足できる行動が出来なくなった利用者にサポートを行います。
身の回りの整理整頓を行いながら、同時に介護全般におけるサービスも行われています。

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そのほか、車椅子などでの外出時においては、買い物代行と合わせて付き添いを行い、自宅へこもりがちな障害者を手助けします。
入退院時においても、家族の手が借りれないようであれば、お迎えやその後のお世話なども行います。
場合によっては、ペットのお世話まで行う業者も存在しているとされています。

意外なサービス内容も

介護保険外事業者が行う、意外なサービスとしては、庭の定期的なお手入れ・掃除が挙げられます。
また、お墓参りを付き添いで行う際にも、墓周辺の手入れなども行うケースがあります。
どちらも健常者であれば簡単に行えるものですが、要介護となってしまうとなかなか手が伸ばせない範囲でもあると言えるでしょう。

またボケを防ぐため、脳の活性化といった活動も行っています。
家族がいなくなってしまい、人とのコミュニケーションが薄れがちな、一人暮らしの高齢者に対して行うものです。
具体的には簡単な計算問題を行い、答え合わせと一緒に会話のやり取りを行う流れとなります。

今後の展望

介護保険外事業者という職業は、高齢化が進む日本の中でも注目を集めていく仕事です。
利用者が求める内容に合わせて、行う業務も無限大と言えます。
サービスを提供する値段も事業者次第と言うこともあり、売上規模もこれからどんどん大きくなるでしょう。

介護保険外事業者として働く際には、高齢者や要介護者が望んでいる事を適切に読み取る必要があります。
健常者の立場ではなく、介護の現場では日々どんな事が起きているのか、また介護保険では対処出来ていない部分はどんなところか、などを紐解くことが大切です。
そのため、あらかじめ介護・看護の世界で働いていると、より優秀な人材として認められやすいと言えるでしょう。